2015年6月28日日曜日

国際支援で黒字化計画。世界と自国を同時に経済成長させる方法

国際支援は、上手に行えば自国の国力向上に大きな力をもたらします。
ここでは、「国際支援の手順に少し手順を追加する事で、自国利益のさらなる向上を目指す」方法を提案します。

o 自国の国際支援活動に関して、国内外の印象が良くなります。
o 自国や他国の国際支援の質が、自然に上がります。
o その結果、自国経済の上向き効果が生まれ、国庫にも良い影響をもたらします。

「国際支援で黒字化計画」の仕組み
国際支援した事実を効果的に利用する事で、自国の活力向上を図ります。
1. 国旗の活用
2.「お互いに助け合う」思想の提示
3.公式報道について、検証型報道サポート
4.成功した暁には、全世界で推進計画
 
1. 国旗の活用
(a) 他国に国際支援を行う時は、全ての外装に「自国の国旗と相手国の国旗をクロスさせた印」を貼ります。
この印は、相手国を自国が支える形でデザインします。
(b) 国際支援に関する全ての式典においても、「自国の国旗と相手国の国旗をクロスさせた印」を目立たせます。
(c) 国際支援に関する全ての儀式と公式報道について、この印を目立たせます。
国会で、国際支援に関する議論を行う時も、この印を目立たせます。
報道機関に対しても、国際支援に関する話題を扱う時は、この印をなるべく入れるように要請します。

2.「お互いに助け合う」思想の提示
国のホームページに、海外支援特設ページを設けます。
この特設ページでは、次の事実を提示します。
(a) 自国の対外支援方針
(b) 自国と支援相手国との支援関係
国際支援して、相手国に根付いたもの(特に、何が変わったか)
自国が、相手国から受けた恩恵、支援内容と、それらに対する感謝の一言
(= 必ず一言、何かを褒めます。例えば、「美味しい昆布の我が国への輸出へのご配慮、ありがとうございます。」でもOKです。)
その他の国際支援内容
(c) 自国が掲載している相手国の情報ページがあれば、そのページにリンクします。

3.公式報道について、検証型報道サポート
公式報道は、国際支援を発表した時だけではなくて、「約束した支援内容が実行される1回毎」に、何を行ったのかを細かく報道します。
そのようにする事で、国際支援行為について、次の効果を狙います。
(a) 支援活動の内容や質を、多くの目で検証する事が出来るようになります。
(b) もっと優れた手順があれば、有識者がそれに気付き、提案しやすくなります。
(c) 国内外の、自国に対する印象は良くなります。

4.成功した暁には、全世界で推進計画
この計画が成功しましたら、この計画に興味がある国々と協力して、「進化する国際支援」世界連携ホームページを作ります。
そして、豊かになった各国が力を合わせて「全世界を幸せにする」「全世界を経済発展させる」為の大きな仕掛けを作ります。

「国際支援で黒字化計画」の特徴
この仕組みが実現すると、次の7つの効果が期待出来ます。

(1) 外務省。国際発言力の強化
(2) 防衛省。他国からの攻撃要素の低減
(3) 国土交通省、農林水産省、経済産業省。自国ブランド力向上による経済効果
(4) 金融庁。国際金融の安定化効果
(5) 財務省。財政黒字化への支援効果
(6) 総務省、警察庁。国内治安の向上可能性
(7) 文部科学省、厚生労働省。子供達の生存意欲と学習意欲の向上
 
(1) 外務省。国際発言力の強化
この計画が進むにつれて、国際的な自国イメージが良くなります。
また、他国も同様な事を始めると、自国は国際支援分野で最先端の印象を得る事が出来ます。

(2) 防衛省。他国からの攻撃要素の低減
この計画は、自国の国際貢献活動を支援相手国の住民にも広く知らせます。
そうする事で、自国に対する敵対感情を減らし、好意的感情を増大する効果があります。

(3) 国土交通省、農林水産省、経済産業省。自国ブランド力向上による経済効果
自国の国際的イメージが向上する事で、次の効果が期待できます。
観光客増加可能性
自国ブランドの価値向上に伴う、輸出の増加可能性
自国への好意的感情増加による、エネルギーなど資源確保の容易性向上

(4) 金融庁。国際金融の安定化効果
この計画が成功すると、世界中の発展途上国の発展速度が上がり、新しい投資需要が生まれます。
その結果、国際金融システムが安定化します。

(5) 財務省。財政黒字化への支援効果
この計画が進むにつれて、国際支援予算の費用対効果が向上します。
監視の目が増える事による、直接的な予算の使い方の改善効果
自国の国際イメージ向上から始まる、税収向上可能性
他国も同様な事を始めると、経済的自立国増加による、継続的な財政支出予算の削減可能性

(6) 総務省、警察庁。国内治安の向上可能性
この計画では、「自国がいかに素晴らしい事を行っているか」を国内外に知らせますので、自国内に「この国に住む事に対する誇り」が生まれます。
その結果、国内の治安向上効果が期待できます。

(7) 文部科学省、厚生労働省。子供達の生存意欲と学習意欲の向上
子供達が「素晴らしい国際貢献をする国に生まれた。」という印象を強く持つ事で、子供達の学習意欲は自然に向上します。
また、「明るい未来」のイメージがあると、未来の大人達は、この国で生き続ける事について、もっと積極的に考えるようになります。


留意事項
(1) 相互支援内容の併記義務化
自国から相手国への支援情報を掲載する時は、必ず、相手国から自国への支援内容や優遇対応(と、感謝の意)も記します。
そのようにする事で、「自国は与えるだけの存在ではない」「2国はお互いに支えあう」という印象を、全ての読者に印象付けます。

(2) 出来れば、インターネット公開時の、相手国言語サポート
自国のホームページに掲載する時は、出来れば、次の言語をサポートします。
日本語(= 自国向け)
英語(= 世界向け)
国際支援の相手国の公用語(= 相手国住民向け)

公開の優先順位は、日本語、英語、相手国語、その他の言語です。
国際支援で最大の効果を得る方法としては、手間とお金はかかりますが、「相手国の公用語でもその事実を記載する」方法が効果的です。
なぜなら、相手国住民にフィルター無しで知らせる事で、最大の好意的反応を得る事が可能になるからです。

(3) トラブル対応時の対応について
中には、記述内容で、一部の国とトラブルを起こす事があるかもしれません。
でも、トラブルは起こって当然。落ち着いて迅速に対応します。
まずは、問題部分について、一旦「工事中」として非公開扱いにします。
その上で、修正すべき所は修正して再公開。公開出来ない情報は「工事中のまま」として対応します。

(4) 文言修正時の手順について
文言修正は、国家の国際信用に関わる重要な行為ですので、国の重要事項として事前検査を行い、修正内容を決定します。
(a) 一定時間内に検査が完了しなかった場合は、内閣に全意見を報告し、内閣が決定するようにします。
(b) この他、文言修正とその理由は全て履歴を残し、内閣や後続の広報担当官が確認できるようにします。

(5) 国内企業、国内団体の貢献活動記載について(= 記載する場合のリスク)
国内企業、国内団体の貢献活動も同時に記載出来ると、この計画はさらに強力になるのですが、リスクもありますので慎重に検討します。
例えば、「国内企業の営利的経済支援の結果、相手国の公害が拡大してしまった」場合、読者はかえって反感を持つかもしれません。

(6) 軍事的国際支援の掲載抑制について(= 記載する場合のリスク)
軍事的な国際協力の掲載が必要でしたら、この計画ではなく、別のホームページでの掲載をおすすめします。
理由は、軍事的な国際協力や国際支援は、国際支援のホームページでは掲載しない方が無難だからです。
例えば、イラクの様に、国際軍事支援後にかえって不安定化し、混乱している事例があります。


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