2013年8月31日土曜日

教育環境未来化計画。教育環境の改善を通して経済成長する方法

今回は、「教育環境未来化計画」を提案します。
低予算での教育関係投稿サービスの運営を通して、教育分野からの経済成長を実現します。

o 毎年無料で、最先端の教育ツールを全国配備出来るようになります。
o 国の教育効率を、毎年右肩上がりに向上させます。
o 教育分野だけでなく、将来的に国内産業の競争力も高まります。

教育環境未来化計画の仕組み
インターネット上に、教育に関する総合投稿サービスを作ります。
その場所の運営を通して、教育現場と産業界に明るい未来をもたらします。
1.教育に関するインターネット投稿サービスの立ち上げ
1.1 教材と教育素材の投稿サービス
1.2 具体的な教育について話し合うインターネット掲示板
1.3 商用キャラクターの誘致
1.4 現役教職員の優先機能
1.5 地域文化の促進機能
1.6 教育現場との連動
1.7 大学や社会との接続
2. 教育ビジネスとの連携
2.1 コメントなどの商品化
2.2 政府広報との連携
2.3 商用問い合わせサポート
3. 将来的な、海外展開とボランティア貢献のサポート
4. 才能の発掘
4.1 コンテストの開催
4.2 将来的に、Webデザインの着せ替え機能
5. 低予算での運用
5.1 独立採算志向
5.2 会計における、複式簿記の採用
5.3 サービス理念の掲載と追求
 
1.教育に関するインターネット投稿サービスの立ち上げ
1.1 教材と教育素材の投稿サービス
国は、次の基本機能を持つ、教材と教育素材の投稿サービスを作ります。
(a) 自由に使える教育用素材の投稿機能
文章や問題文の投稿もサポートします。
(b) 自由に改変出来る教材、教育ツールの投稿機能
(c) 非営利の利用を自由に認めるライセンス
全ての投稿作品は、「クリエイティブコモンズ(表示 - 非営利)」ライセンスで公開します。
(d) 商用問い合わせの窓口機能
投稿作品の商用利用の橋渡しを行います。
もちろん、投稿者が商用利用を許可する時に限ります。
(e) 将来的には、テスト用紙の作成投稿機能
投稿された素材を組み合わせて、テスト用紙を作る機能です。
問題文を並べる機能などが必要ですので、将来サポートします。

1.2 具体的な教育について話し合うインターネット掲示板
国は、優れた投稿作品を発掘し易くする目的で、インターネット掲示板を併設します。
また、その場所に教育議論の場も用意する事で、総合的な教育効率向上を図ります。

1.3 2次創作可能キャラクターの誘致
投稿意欲を増す為に、2次創作出来るキャラクターをこの投稿サービスに誘致します。
誘致登録出来るキャラクターは、次の全ての条件を満たす必要があります。
(a) 著作権者が次のライセンスのいずれかを宣言している事
(i) クリエイティブコモンズ(表示)
(ii) クリエイティブコモンズ(表示 - 非営利)
(b) そのキャラクターの姿が、商用作品や商品の中で公開されている事
漫画やアニメの他に、小説の挿絵などで登場するキャラクターもOKです。
製品のパッケージに登場するキャラクターもOKです。
フィギュアやCGモデルの原画でもOKです。
出来れば、同人誌などの、同人作品に登場するキャラクターもOKとします。
(c) キャラクターの著作権者が、書面で登録許可する事

1.4 現役教職員の優先機能
この投稿サービスでは、現役教職員を優遇します。
(a) 現役の教職員は、学校経由で申請すると特別な権利を取得出来ます。
(b) 特別なユーザーの「投稿以外の」行動は、一般ユーザーよりも重みを付けます。
例えば、おすすめ行為などで、100倍の格差を付けます。

1.5 地域文化の促進機能
この投稿サービスでは、地域発の投稿作品を目立たせて、地域色の強い投稿作品を育てます。
(a) 投稿作品一覧表示の際には、閲覧者と同一地域の投稿作品を上位に表示します。
(b) 各種ランキングは、地域毎に行います。
(c) ランキング計算の際には、ユーザーの所属地域での行動に重みを付けます。
例えば、投稿者の所属地域では、投稿作品が100倍目立つように表示します。

1.6 教育現場との連動
教育現場からでも使えるようにする為に、学習項目に応じた目次ページを作ります。
そして、学習項目コードから、投稿されている教材を一覧表示出来るようにします。
(a) 各教科の学習項目毎に、学習項目コードを作ります。
部活動や期末試験などにも、教科コードと学習項目コードを作ります。
このようにする事で、このサービスが進化した時に、簡単に検索出来るようになります。
(b) 教材の投稿者は、対応する教科と学習項目を指定して投稿します。
(c) 学習項目に対応するページでは、学習項目で使用可能な教材を一覧表示します。
(d) 学習項目コードを入力するだけで、対応するページを表示出来るようにします。
(e) 可能でしたら、出版社が発行する指導書に、学習項目コードを記載してもらいます。
QRコードも用意して、学習項目ページを簡単に表示出来るようにします。

1.7 大学や社会との接続
全ての学習項目には意味があります。
(a) 学習項目の目次ページには、次の内容を登録出来るようにします。
(i) 学習項目と関連する、大学研究テーマや論文
(ii) その学習項目が社会の中で実際に使われている場所
生徒にその事を質問された時に、教職員が教える事が出来るようにします。
(b) この機能が完成しましたら、大学の研究者や学生に対して登録を呼びかけます。
研究テーマなどを登録すると、全国の高校などに対する良い宣伝になります。
その事を、大学関係者達に知らせます。

2. 教育ビジネスとの連携
2.1 コメントなどの商品化
国は、このサービスから教育環境改善のアイデアを集めて、出版事業を行います。
また、特に優れた内容を思われる情報を、都道府県に提供します。
政府広報では、時々、評判が高い教材の宣伝を行います。

2.2 政府広報との連携
(a) このサービスに関する広報支援
次の内容について、政府広報でもお知らせします。
(i) このサービス内で開催予定のイベント
(ii) このサービスに誘致した、2次創作可能キャラクター
キャラクターが登場する商品についても紹介します。
そのようにする事で、協力してくれた著作権者に恩返しを行います。
(b) 出版物に対する、間接的な宣伝支援
出版社が投稿作品の紹介などを行う時は、政府広報でも取り上げます。
作品投稿者のやる気倍増効果と、全国の教職員への啓蒙効果を狙います。
(i) 会員登録画面では、投稿作品の出版掲載可否を選択してもらいます。
(ii) 広く出版の機会を得る為に、独占契約は行わないようにします。

2.3 商用問い合わせサポート
投稿作品に対して、教育業界などからの商用問い合わせを受け付けます。
(a) 投稿作品の作者に連絡を取り、成約しましたら手数料を頂きます。
(b) 商用化する時は、必要に応じて投稿作品作者の実名と連絡先を把握します。
(c) 投稿者の個人情報は、本人の許可が無い限り、相手に教えないようにします。
(d) 更に、投稿者の個人情報は、契約書に署名するまでは相手に教えないようにします。
商用化に関連して、投稿者への脅迫や嫌がらせを行うケースを防ぎます。
相手は営利目的ですので、個人への嫌がらせは長期に及ぶ可能性があります。
(e) 契約書の締結は、サービス運営者経由で行います。
契約書の内容が妥当でない時は、投稿者に危険な契約である事を知らせます。
お断りする時は、投稿者ではなく、サービス運営者から断りの連絡を入れます。
(f) 手数料の受け取り方法については、売り上げ額に応じた受け取りにも対応します。
商用化に対する金額リスクを減らし、大きく利益を上げた時に頂く形を考えます。
そのようにする事で、なるべく多くの投稿作品の、商用化の機会を増やします。

3. 将来的な、海外展開とボランティア貢献のサポート
この投稿サービスでは、将来的に次の機能をサポートします。
(a) 投稿作品について、翻訳投稿を可能にします。
(b) 教育関連企業からの、海外展開の問い合わせに対応します。
もちろん、商業化の際には、手数料を頂きます。
手数料の受け取り方法については、売り上げ額に応じた受け取りにも対応します。
(c) 海外の技術資料の翻訳など、ボランティアにも挑戦出来る環境を整えます。
社会への貢献度に応じて、表彰状などの特典を与えます。
表彰状は、このサービスにログインすると、いつでも参照出来るようにします。

4. 才能の発掘
4.1 コンテストの開催
この投稿サービスでは、才能の発掘を重視します。
何かを行う時は、コンテスト形式で作品を募集し、才能が世の中に羽ばたく為の後押しを行います。
基本的にお金はかけませんが、投稿して良かったと思える仕組みを作ります。
(a) このサービスについて、次のコンテストを開催します。
(i) このサービスの設計コンテスト
(ii) デザイン改良コンテスト
(iii) 改善アイデアコンテスト
(iv) ロゴ作成コンテスト
(v) 宣伝ポスター作成コンテスト
(vi) 宣伝ビデオ作成コンテスト
(b) コンテストには、一切の制限を設けないようにします。
企業だけでなく、趣味のサークル、個人、未成年の応募も認めます。
個人情報の漏えいを心配する人達の為に、実名以外の投稿も許可します。
登録時に必須入力するのは、「メールアドレス」と「ニックネーム(氏名)」だけ。
ホームレスの投稿を可能にする為に、代理人経由の投稿も認めます。
(c) コンテストでは、このサービスに投稿された全ての素材を使う事を許可します。
キャラクター素材を使った2次創作もOKです。
最高のものを得る為に、このサービスの財産を最大限に利用します。
(i) コンテスト応募時に、使用した素材があれば申請してもらいます。
(ii) そして、表彰時には、使用された素材の投稿者も一緒に表彰します。
素材投稿者も含めて、作品への貢献度が高い投稿者から順に表彰します。
(d) コンテストでは、賞金は用意せずに、表彰と氏名全国公表の形で報います。
(i) 氏名(ニックネーム)の他に、申請した肩書きも掲示して、参加意欲を増やします。
肩書きは、勤務先会社やサークル名など、自由に付ける事が出来ます。
(ii) 表彰者名とその肩書は、このサービスの殿堂ページに24時間掲載します。
(iii) 表彰者のページには、表彰された事が分かるようなものを配置します。
例えば、表彰状アイコンのようなものを表示して、クリックすると殿堂ページに遷移するようにします。
(iv) 賞品については、企業や自治体からの寄付があれば、その寄付物を使います。
商品を送付する時には、表彰者の個人情報が寄付者に渡らないように配慮します。

4.2 将来的に、Webデザインの着せ替え機能
優れたデザイナーを発掘する目的で、このサービスのWebデザインを変更出来る機能を追加します。
参加者のデザインセンスを育てる効果も期待出来ます。
(i) このサービス向けの壁紙を投稿したり、利用出来る機能を用意します。
(ii) その壁紙を使って、このサービス向けのWebデザインを投稿出来る機能を用意します。
具体的には、スタイルシート(CSS)を投稿出来るようにします。
スタイルシートの中に記述出来る画像ファイル名を、投稿された壁紙に限定します。
(iii) 投稿された壁紙やWebデザインを、このサービスの参加者が選択出来るようにします。
(iv) 人気のある壁紙やWebデザインを一覧表示する機能を用意します。
この一覧表示は、地域毎に行います。
実装方法は、上記項目「1.5 地域文化の促進機能」に準じます。
(v) ここで一定の人気を得たWebデザイン投稿者と、使用素材の投稿者を表彰します。
表彰手順は、上記項目「4.1 コンテストの開催」に準じます。

5. 低予算での運用
5.1 独立採算志向
この投稿サービスの運用に際しては、独立採算で行います。
立ち上げ費用も含めて、全ての投資金額を将来国に返します。
(a) 運用開始時には、必要最低限な機能のみを実装します。
(b) 画面の右上か下あたりに、広告を掲載します。
(c) 商用使用を許可する時には手数料を取り、運用と改善の資金にします。
(d) 採算が取れる見込みが無い時には、志のある民間の団体にこの投稿サービスを売却します。

5.2 会計における、複式簿記の採用
来期にまたがる予算について、柔軟に予算を調整出来るようにします。
このようにする事で、費用対効果の高い設備投資や将来計画が可能になります。

5.3 サービス理念の掲載と追求
この投稿サービスの品質を維持する為に、次の事を行います。
(a) このサービスのトップページに、サービス理念を掲載します。
例えば、「世界一優れた教育を目指し、教育界と世界の未来を切り開く」といった内容にします。
(b) 運営者のサービス改善内容を、定期的に全ユーザーに報告します。
改善内容が無くても、全ユーザーに報告します。

教育環境未来化計画の特徴
この仕組みが実現すると、次の6つの効果が期待出来ます。

(1) 全国の教職員。教育環境の改善効果
(2) 全国の生徒。授業内容の改善可能性
(3) 文部科学省/全国の大学。教育水準の向上
(4) 経済産業省/財務省。継続的な増収効果
(5) 国土交通省。海外観光客の集客可能性
(6) 外務省。国際社会に対する貢献
 
(1) 全国の教職員。教育環境の改善効果
優れた教育素材や教育ツールを無料で利用出来るようになります。
生徒の鋭い質問に対しても、対応し易くなります。
その結果、教育効率は上がり、他の大切な事にも集中出来るようになります。

(2) 全国の生徒。授業内容の改善可能性
この計画が成功すると、全国の学校の授業水準が上がります。
その結果、授業内容が今よりも分かり易くなります。

(3) 文部科学省/全国の大学。教育水準の向上
全国の生徒の教育水準が向上する事で、次の2つの効果が得られます。
(a) 大学入学者の学力向上
大学は、今よりも大きな成果を上げる事が可能になります。
(b) 教育価値の向上
全国の学校が優れた卒業生を輩出すると、自国の経済は発展し易くなります。
その結果、学校教育に対して、社会から高評価が得られるようになります。

(4) 経済産業省/財務省。継続的な増収効果
この計画が成功すると、次の効果が得られます。
(a) 将来的に、この国の対外競争力が高まります。
(b) 相手国の経済を豊かにする事で、相手国の内需拡大効果が得られます。
(c) その結果、国は増収効果が得られます。

(5) 国土交通省。海外観光客の集客可能性
この計画が成功すると、国内の文化が海外に広まります。
その結果、海外観光客の増加効果が得られます。

(6) 外務省。国際社会に対する貢献
この計画が成功すると、教材や教育サービスの輸出先から高評価が得られます。
優れた教材や教育サービスを通して、他国の経済成長を助ける事になるからです。

留意事項
(1) 教育業界への対応
この計画は、教育業界に、正と負の両方の影響を与えます。
教育業界にこの計画への協力を求める時は、教育業界のメリットを十分に説明する必要があります。
自由貿易協定が教育にも及ぶ時、この計画は、教育業界にとって大きな味方になります。
この計画は、新しい教材の開発を押し進め、教育業界の世界進出を大きく後押しするからです。

(2) 電子表彰の実装
表彰する時には、電子表彰の形で行う事をおすすめします。
理由は、表彰のコストが下がる事で、多くの人達に対して表彰する事が簡単になるからです。
送付した表彰状は、このサービス内で確認出来るようにして、今後の活動の励みにしてもらいます。

(3) 投稿サービスの運用を成功させるポイント
このシステムは、利用者に使ってもらう事で、最大の成果を発揮します。
ですから、運用に際しては、次の点に気を付けます。
(a) 利用者が増えてきた時の、性能対策
このサービスの動作速度は、なるべく一定以上に保ちます。
理由は、システムが重くなると、利用者は使わなくなるからです。
他サイトからの不正利用でも重くなりますので、必要な対策を講じます。
(b) 定期的な、使い勝手の確認と改善
技術は進化しますから、使い勝手に関して拘ります。
この点に関して、クレームが必ず来ますから、必要に応じて対策します。
対策方法が良く分からない時は、操作性向上コンテストを開くと解決します。
(c) 通報(クレーム)への対応
2種類のクレームについては、迅速に対応する必要があります。
(i) 公序良俗に関する違反通報
(ii) 著作権法違反通報
中には、嘘の通報や悪意のある通報がありますから、対応手順はマニュアル化しておきます。
(d) ウイルスチェックの徹底と、悪意のある投稿作品の排除
投稿作品は全国で利用されますから、安全性の向上を目指します。
(i) 事前のウイルスチェックを啓蒙します。
(ii) 害を与える投稿作品を発見した時には、速やかに削除を行います。
通報がありましたら、すぐに通報内容が正しいかどうか確認します。
確認が間違っていた時に備えて、後で回復出来るように削除します。
削除行為を投稿者に連絡する時は、削除依頼者と削除理由を伝えます。
そして、問題が無ければ回復出来る事も知らせます。
(iii) 投稿作品のページには、通報ボタンを設けて、通報し易くします。
(iv) 問題が発生した時は、速やかにお知らせして、運営側でも対策を取ります。
悪意のある投稿者に対しては、投稿禁止や退会などの措置を取ります。
問題が多発する時は、一旦サービスを中止する事も考えます。
(e) バックアップの徹底
全てのページと投稿内容は、必ずバックアップを取って運用します。
理由は、どんなに堅牢なシステムを作っても、サービスの改ざんやウイルスの混入可能性があるからです。

(4) コピー投稿に対する対策方法
クレームの数を減らしたい時は、コピー投稿の対策から始める事がおすすめです。
(a) 既に投稿されたファイルと同じファイルを投稿出来ないようにします。
他の投稿者が投稿したファイルも、投稿出来ないようにします。
(b) 新規登録してから1年以内の投稿者については、全ての投稿作品について初心者マーク(自動車の若葉マーク)を提示します。
コピー投稿する人は初心者が多いですので、素材利用時に注意を促します。
新規登録してから1年後に、初心者マークを外します。
(c) 投稿ファイルについて詳細検索出来る機能を設けます。
著作権者が、自分でコピー投稿者を見付ける事が出来るようにします。
ファイル名やファイルサイズなどを指定して、投稿作品を検索出来るようにします。
(d) コピー投稿者には、無期限の投稿制限を設けます。
ファイルサイズを変えるなどして無理やり投稿した人に対して、この制限を行います。
該当者は、最低1ヶ月間は投稿する事が出来ません。
そして、このサービス内で一定以上のボランティア活動を行った時に、投稿制限を解除します。
この投稿制限の間は、該当者の全ての投稿作品について、注意マーク(道路標識の「!」 = その他の危険マーク)を表示します。

(5) ランキングの不正操作行為に関する対策方法
優れた教材を見付け易くする為には、ランキングの不正操作対策が不可欠です。
(i) 複数の地域から同じ作品を不正投稿する行為を防止します。
もし、このパターンを見付けた時には、ペナルティを大きくします。
(ii) 併設のインターネット掲示板に、ランキングの監視スレッドを作ります。
ランキング操作の疑いがある時は、ユーザー達に対策方法を教えて貰います。
このスレッドの他に、不正アクセスの監視スレッドなども作ります。
(iii) 不正操作のパターンが分かりましたら、出来るだけ、システム側で不正行為を防ぎます。
無駄な問い合わせ対応時間を減らして、人的資源をもっと大切な事に集中します。

(6) 投稿作品以外の文章の投稿ライセンスについて
この投稿ライセンスは、「投稿者も商業化可能、サービス運営者も商業化可能」という形が理想です。
規約の作成が難しい時は、著作権に関する法律の見直しを行う事をおすすめします。
コメントやその他の文章について、投稿者とサービス運営者のお互いが出版出来るような規約を作ります。
問題になるのが、裁判沙汰にする時の権利問題。
その点を規約で解決出来ない時は、著作権の関連法規の見直しについても検討します。

(7) 投稿作品を削除する時の推奨手順
投稿作品を削除する時は、3つの手順を行う事を推奨します。
理由は、投稿作品の削除や削除要請は、常に正しいとは限らないからです。
(a) 投稿作品を削除する時は、後で戻せるように削除します。
投稿サービスでは、「本人以外の削除」「悪意のある削除要請」が良くあります。
そこで、投稿作品は一時保管しておいて、後で戻せるようにします。
(b) 投稿作品の跡地は残し、削除申請人の氏名と削除理由を記載します。
投稿作品は表示しませんが、ページは残すようにします。
理由は、問題があれば、誰でも指摘出来るようにする為です。
(c) 普通に使う検索は、削除作品を含まない検索とします。
投稿サービスによっては、素材の削除作品は7割以上に及びます。
ですから、普通に使う検索は、削除作品を含まない検索にする事をおすすめします。
可能でしたら、オプションで、削除ページの検索が出来るようにします。
おそらく、詳細検索画面で行う方法が簡単です。

(8) システムの運用を民間に任せる時の推奨手順
システムの運用を民間に任せる時には、システムを売却する形で行います。
この金額は敷金として扱い、問題があれば国に返還する形で売買契約します。
(i) 投稿作品のライセンス条件を維持する事
(ii) サービス利用を常に無料とする事
(iii) サービス利用者の登録内容を非公開とする事
(iv) 第1表示言語として、自国語を使う事
(v) 国(= 自国)以外への譲渡をしない事
最悪の場合は、国が契約時の半分の値段で買い取ります。
そして、新しい引き継ぎ先を見付けます。
(vi) この契約に違反した時には、全てを国に返す事
契約後に追加された投稿作品の情報も、全て国に引き渡します。

参考文献
o ご参考。2次創作可能キャラクターの例

o ご参考。素材投稿サイトの例
▽piapro(ビアプロ)
キャラクター素材の投稿サイトです。
初音ミクなどのキャラクターを使った素材も投稿する事が出来ます。

==
関連ページ:
+
(2015年12月19日変更。導入分の訂正。「説明」ではなく「提案」)
(2013年9月2日変更。運用するライセンスの種類)
(2013年9月1日追加と変更。コピー投稿などの不正操作対策について)